小牧山城 登城記録 (本多百助さん)
〈おすすめの散策コース〉
小牧山北駐車場→土塁断面展示施設→れきしるこまき→
御幸橋口→(一旦、公園の外に)→復元された土塁→大手口→
小牧山稲荷神社→桜の馬場→大手道→小牧市歴史館→観音洞→
西自然遊歩道→小牧市北駐車場
織田信長が美濃攻略のために自ら築城して清洲から移り居城としました。当時としては珍しい石垣のあるお城です。濃尾平野の北東に位置する小牧山全体を城塞化しており、頂上からは清洲や岐阜を遠望できます。美濃を攻めながら、尾張を統治するには絶好の場所だったと考えられます。美濃稲葉山城(現在の岐阜城)を陥落させると目的を果たしたため廃城になってしまいます。
17年後、羽柴秀吉と徳川家康が直接対決した小牧・長久手の戦いでは、家康が本陣を置き、陣城として改修しました。秀吉の大軍を相手に互角以上の戦を展開できたのも、小牧山の立地と堅固さのおかげだと考えられます。この時に造営された山の周囲をグルっと取り囲む土塁は必見です。
おすすめ度: ★★★★
おすすめ度: ★★★★