佐和山城 登城記録 (本多百助さん)
写真は
①駐車場から
②清凉寺 山門前から
③龍潭寺参道の石田三成像
<今回の散策コース>
今回は麓の龍潭寺、清凉寺まで
彦根駅の北側、佐和山(232.5m)にある城跡です。
不破の関があった関ケ原に近く、交通の要衝でした。近江守護・佐々木氏によって築城され、天正18年(1590)石田三成が、佐和山城主となってから、5層の天守を構え、鳥居本(とりいもと)を大手とする立派な城だったといわれています。三成が関ケ原の戦いで破れた後、井伊直政が新しい城主になりましたが、慶長11年(1606)、彦根城築城にともない廃城になりました。
建築物の多くは彦根城や麓にある清凉寺、龍潭寺に移築転用され、現在では佐和山城を偲ぶものは、わずかに残った石垣と、後の時代に建てられた石碑だけとなっています。登城道はかなり険しいですが、その分、山頂から琵琶湖や比良山系が一望のもとに見わたせます。
おすすめ度: ★★★
おすすめ度: ★★★