(のびどめじんや)

野火止陣屋

基本情報

住所 埼玉県新座市野火止
五畿八道 令制国 東海道 武蔵
アクセス JR武蔵野線新座 徒歩4分
地図

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電話番号
FAX番号
公式サイトURL
営業時間
築城年 宝永元年(1704)
築城者 松平輝貞
歴代城主 松平輝貞
代表紋 未登録
天守の種類
天守階数
天守形式
曲輪構成 土塁
縄張形態
廃城年
指定文化財
歴史・沿革 野火止陣屋は宝永元年(1704)に高崎藩主松平輝貞が構えた陣屋である。

川越藩主柳沢吉保が甲府へ転封すると、輝貞は3千石の加増を受け、知行地の支配を兼ねて野火止用水を開墾した祖父信綱の菩提寺である平林寺の門前に陣屋を構えた。

輝貞は徳川綱吉に重用されて7万2千石まで加増されたが、徳川家宣の治世となると側用人を罷免され、宝永6年(1709)に越後村上へ移封されてしまうが、徳川吉宗が将軍職に就くと享保2年(1717)に再び高崎城主に返り咲き、その後は老中へと出世した。
お城情報 新座温泉へ行った帰り道に少し散歩をした。新座駅前にある名所旧跡の案内板を参考にして平林寺を目指した。

ちょうど紅葉が見ごろで平日なのに観光客が多いのに驚いた。平林寺は拝観料を取られるので立ち入らず外側から紅葉を眺めただけだが増田長盛の墓を見てみたい気持ちはあった。

門前に睡足軒の森という雑木林があり、そこに野火止陣屋の案内板と土塁が残っていた。意外な発見があると嬉しくなるもので野火止用水を眺めたり北東に広がる農地に残る築堤土塁を訪ねたりしているうちに日が暮れた。

城館探訪としては物足りなさが残るが時間潰しの散策には絶好の場所だった。新座市は市内に残る雑木林を観光の売り物としている。

皮肉ではなく無から有を生み出す発想は見事であり、他の自治体もぜひ参考として手つかずの自然の素晴らしさを喧伝してもらいたいものだと思った。
更新情報 【 最終 更新者】匿名城主
【 最終 更新日時】2025/10/01 15:16:56
 
※お城や神社、お寺など日本文化の専門企業が算出している日本唯一のオリジナルデータですので、ご利用になりたい法人様やマスコミの方々はこちらよりお気軽にご相談ください。

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